ダンベル・バーベルを使用するフリーウェイトとマシントレーニングの違い
- MORAX
- 5 時間前
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「どっちが効くの?」
「初心者はマシンだけでOK?」
トレーニングを始めると、誰もが一度は迷うテーマ。
でも、あなたの目的によって“正しい選択”は変わります。
この記事では、フリーウェイトとマシントレーニングの違いをわかりやすく解説し、あなたに最適な使い分け方を提案します。
初心者〜上級者まで、トレーニングの質を高めたい方はぜひ参考にしてください。
結論:どちらも優秀。ただし「目的」に応じて使い分けを!
まず大前提として、フリーウェイトもマシンも“筋肉を鍛える”という点ではどちらも有効です。
ただし、それぞれに得意・不得意があるため、「目的」や「現在のレベル」に応じて使い分けることが大切になります。
フリーウェイトとマシンの違いを比較
比較項目 | フリーウェイト(ダンベル・バーベル) | マシントレーニング |
動作の自由度 | 高い(軌道を自分でコントロール) | 固定された軌道で動かす |
安定性 | 低い(体幹・バランスも必要) | 高い(狙った筋肉に集中) |
効果の広がり | 複数の筋肉を同時に刺激 | 一部の筋肉に集中しやすい |
ケガのリスク | フォーム次第では高くなる | 比較的低い |
初心者の難易度 | やや高い(フォーム習得が必須) | 低め(動作がシンプル) |
フリーウェイトがおすすめな場面
筋力・筋量を総合的に高めたいとき
スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなど、全身を使う動作が多く、「使える筋肉」を作るのに適しています。
体幹やバランス力も同時に鍛えたいとき
不安定な状況下で動作するため、自然と体幹やスタビライザー(補助筋)も鍛えられます。
スポーツパフォーマンス向上を目指すとき
動作の自由度が高く、実際の競技に近い動きができるため、競技者にも◎。
マシントレーニングがおすすめな場面
初心者でフォームに不安があるとき
軌道が固定されているため、誤ったフォームになりづらく、安全に筋肉へ刺激を与えられます。
ケガ明けや関節に不安があるとき
無理な動きを抑えられ、関節にかかる負担を軽減しやすい設計が多いです。
狙った部位に集中して効かせたいとき
他の筋肉に“逃げない”動きができ、部位別トレーニングにも有効。
よくある勘違い:「フリーウェイトが最強」は半分正解
「マシンなんて効かない」
「フリーウェイトだけやってればOK」
こういった意見もありますが、それは一面的すぎます。
たとえば、ベンチプレスで胸に効かせられない人が、ペックフライマシンで感覚を掴んでからベンチプレスに戻ると、効きがガラッと変わるケースも。
段階的に組み合わせて使うことで、むしろ“効かせ力”は大きく育っていくのです。
まとめ|ベストは「使い分けること」
フリーウェイト:自由度が高く、全身を鍛えるのに最適
マシン:初心者や特定部位への集中に効果的
どちらが優れているかではなく、どう使うかが重要。
目的や経験に合わせて賢く使い分けることで、あなたのトレーニング効果は確実にレベルアップします。
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